Tampere Kuppli 2010 レポートの続きです。
フィンランドのイベントで最も盛り上がるのは、コスプレ大会です。
昨年 (2009年) から、世界コスプレサミットにも参加しており、その予選会の意味も兼ねているので、大変盛り上がりました。
2009年のフィンランド代表選考会において
意外と、日本国内ではバカにされがちな(失礼)世界コスプレサミットですが、各国での選考会では、日本大使館が積極的に協力したり、フィンランド航空が協賛したりと、けっこう大々的にやってます。
ちなみに、こちらのフィンランド代表は、向こうのアニメ雑誌の表紙まで飾りました。
というわけで、Tampere Kuppli では、このような状況でした。
コスプレ大会の入場前から、人・人・人です。フィンランドで行列が見られるのはこういったイベントでのみです。
会場は、施設内にあるシネコンを借りて行われ、音響にも気を使っている点が大変よかったです。
とりあえず、会場内の様子、
ピンボケ写真なのは肖像権保護のためなんだからねっ!手抜きではないんだからっ!
フィンランドのコスプレ大会では、舞台上に出ている、こちらのカイト兄さんがいっつも司会をやっています。
なんでなんだろ?(フィンランドルール?)
とりあえず、大会のふいんき(←何故か変換できない) を味わうために、YouTube の動画でどうぞ。
Tampere kuplii 2010 (YouTube / アップロードはフィンランドの方)
とりあえず、こういったイベントでは、フラッシュ撮影ができないので、ピンボケ写真だらけです。すいまそん。
とりあえず、参加者全員そろってでの写真撮影です。
ここまで書いておいてアレですが、今回のコスプレ大会は、本気度合いが少なかったように思えます。
まだ、イベントシーズンは始まったばかりですので、これから様々なコスプレや、質の向上を図っていくのだと思います。
(実際、知り合いのフィンランド人は衣装が間に合わず、今回のみ、昨年の衣装を着ていました)
ただ年々、コスプレの多様性が広がっているのが分かり、大変面白いです。
一昔前は、ブリーチ軍団が闊歩している状況でしたが、大小さまざまな衣装や、オリジナルに近いコスプレなど、ずいぶん幅が広がっています。
(その分、チェックする側としては、判別か難しく、大変です)
また今回、高いレベルのコスプレイヤーであっても、単純にコスプレ大会に参加しているわけではない点に気づかされました。
こちらは、タンペレ市の文化的遺産を利用してでのコスプレ集合写真撮影大会の模様ですが、かなりレベルが高い or マニアックなコスプレが多くいて、大変面白かったです。
おそらく、こちらのメンバーたちはコスプレ大会には参加していないと思われます。
こういったコンテストに出場するには、パフォーマンスや演出などで、練習が欠かせません。
気ままに楽しみたいという人々も多くいることに気づかされたイベントでもありました。
それではまた、明日
参考 : タンペレ市案内
タンペレ市には、ムーミン谷博物館・レーニン博物館を始め、多くの博物館があります。
機会があれば、ぜひ足を運んでみてください。
なぜにレーニンと思われる方は、レーニンの亡命生活を調べてみてください