2010-04-06 時刻: 6:58 投稿者 rauhanen 0 Comments

Tampere Kuppli 2010 レポートの続きです。

というわけで、コスプレコーナーです。


ニルスの不思議の旅です。懐かしい~
こちらはもともと、スウェーデンの小説が原作のアニメです。
フィンランドには、8% 程度がスウェーデン系なので、街中でもフィンランド語とスウェーデン語が併記されています。
(スウェーデン語テレビ局も1つあります)



なんか、子供向けアニメのキャラです。会場内で一番目立っていました。
朝、テレビをつけたらやってました。いかにもアメリカンな感じです。
だれか名前を知っていたら教えてください。



チャップリン・・・
でも体型的にもジャストフィットで、本人もノリノリだったのでこちらも見ていて楽しい気分にさせてもらいました。
ありがとう!


こちらはよくわかりませんでした・・・ (詳しく聞いておけばよかったかな)
向こうでは、ナチス系は OK です。
第二次世界大戦では、

中立 → ソ連から攻撃 → 枢軸側 → ソ連からまた攻撃 → また中立 → ドイツから攻撃 → 終戦

ということで、ある意味、全世界を敵に回しつつ、祖国を守った実績があるので、問題ないようです。
こういった表現の規制が緩やかだと、コスプレ系ではありがたいですね。(考慮しなければいけないこともあるでしょうか・・・)




あとは東方プロジェクトから、洩矢 諏訪子 と 霊烏路 空 です。
なんか、チルノとかもいて、集合写真など取っていたそうですが、私はとることができませんでした。
次回にチャレンジ!
(ちなみに4月にもう一度行ってきます!!)




あとは東方プロジェクトから、うどんげ です。
正直、15人以上のキャラがいたのですが、なかなか撮影するチャンスがなかったです。


あと、ボカロ系とカメコ・・・
向こうは、写真撮影が比較的自由な雰囲気で行われて、双方うまくかみ合っているようです。
とりあえず、カメコは日本国内のレベルに達してほしくはないです。

ちなみに、今週末、スウェーデンの Uppcon 2010 にいってきます。
また、別のイベント紹介が始まりますので、ご期待ください。

それでは!

2010-04-05 時刻: 0:09 投稿者 rauhanen 0 Comments

Tampere Kuppli 2010 レポートの続きです。

そんなわけで、今回目立ったコスプレ紹介


コスプレ喫茶とかした会場内の喫茶店



個人的な最優秀賞はこちらの戦国バサラのコスプレです。
コスプレの男女比率が 2:8 なので、男性でのこういう凝ったコスプレを見る機会は意外と少ないのです。

あちらこちらに施した装飾の、手作り感がいい感じです

外でも撮らせてもらいました

伊達政宗と片倉小十郎

あと、片倉小十郎が無理やりウィッグや髪を染めていない点がグッドチョイスです。


また、会場内でのメジャーなコスプレを紹介します。
いつもなら、ブリーチ関連が多いのですが、寒いためか、平時よりは見る機会が少なかったです。
というわけで、特に北ヨーロッパで得意な人気を誇る、「ヴァンパイア騎士」です。


フィンランドは、日本人にとっては、ムーミンとかオーロラとかのイメージが強く、ファンタジックな感じですが、国内ではヘビメタが CD TOP10 に入っているなど、結構アッチ系の勢いが強いです。
なので、J-POP ももっぱらヴィジュアル系がメインです。
そんな感じなので、こういったメタルとビジュアル系とマッチしたコスプレが好まれます。


無論、日本のコスプレだけではなく、アメリカのアニメのコスプレもあります。
毎回見かけるのはサウスパークです。


昨年は、カナダ人役のテレンス&フィリップの被り物コスプレが見られたりして、個人的に大興奮しました。
(実は、サウスパークの "U*c*e f*c*er" の歌がそらで歌えるファンです)

最後に、欠かせてはいけないのは、ボーカロイド系で、こちらもかならず見かけます。
弱音ハクや亞北ネルなど、全員揃っています。

特に、こちらの初音ミクは必ずネギ (フィンランド名 : プルヨ) を必ず持っています。
これは、Ievan Polkka での動画 Hatsune Miku sings "Ievan Polkka" でのブームで、フィンランドの民謡がメジャーになったためです。

ちなみにフィンランドのネギは太さが日本の3倍ぐらいあります。太い分、耐久性がないようで、イベント後半では、たいてい折れ曲がったネギを持っています。
機会があれば、どうかチェックしてあげてください。



ちなみに、フィンランドでのマンガですが、かなりメジャーな出版物になっています。
こちらは R-KIOSKI という向こうでのメジャーなコンビニですが、意外と種類が揃っています。
ちなみに日本語版や英語版と比べると、クオリティーが高いケースが多く、満足度が高いです。
(けど、コンビニだと1冊 6ユーロ = 765円 くらいします)


本の再販制度がないため、値段はお店によって大幅に異なります。
一番安く買えるのは、イベントの時なので、ついつい財布のヒモを緩めてしまうようです。

それでは

2010-04-04 時刻: 4:30 投稿者 rauhanen 0 Comments

Tampere Kuppli 2010 レポートの続きです。

フィンランドでは、アニメ雑誌が2つあります。

Anime Lehti (直訳 : アニメ雑誌)

表紙が、もののけ姫な理由は、フィンランドで映画が上映されたためです

Japan Pop
何故に!?

内容としては、Anime Lehti が名前のごとくアニメ・マンガ系に傾いており、Japan Pop がアニメ・マンガだけでなく、音楽 (J-POP) などにも力を入れている点が異なります。

人口500万の国として、2つもアニメ雑誌があるとは、他のマイナー言語から見ればうらやましい限りでしょう。

今回のイベントでは、Anime Lehti のブースに面白い人がいたので紹介いたします。



このポーズだけで、大体の人間像がつかめそうな感じですが、Farbad Mehrabkhani さんという方です。
自称、とてもクールで、格好がいい青年とのことです。(日本語でそう言わされました・・・)

実際、モデルとして活躍されており、フィンランドのテレビ番組にも出演しているそうです。
見ず知らずの日本人の私にも挨拶してくるくらいなので、社交性の高さを感じました。
(一般的なフィンランド人は、日頃、無口で不機嫌そうにしてます。別に機嫌が悪いわけではなく、それが普通なのでご注意を)



しかし、その後、ピーチ姫の写真を撮らせてもらったら、いつの間にか彼が・・・
油断大敵です。

こんな感じで、フィンランドは人口が少ない分、国内の有名人とでくわすことが非常に多いです。

また、お店の店員などと仲良くなると、おまけをつけてくれるなどサービスしてくれます。
私もフィンランド語版マンガを購入した際、10% ほどオマケしてもらいました。
そんなわけで、出版社を一応、宣伝しておこう。

Sangatsu Manga (フィンランド最大手のマンガ出版社、鋼の錬金術師など翻訳多数)

今は、「紳士同盟†」と「かりん」が NOW ON SALE 中だったので、まとめ買いしてきました。

即売コーナーの様子 (汗

ユーロ安が続き、経済も落ち込んでいるフィンランドですが、オタク関連だけは別格で、街中とは異なり、不景気を感じることはできませんでした。

ただ、私自身はそれほど景気がいいわけでもないので、マックで済ませました。
(ちなみに7.9EUR = 約1,000円!!)


ちなみに、Tampere Kuplli は結構、伝統のあるイベントで、トーベ・ヤンソン氏のイラストも展示されていました。
ちなみに結構、辛口の批評マンガも書いていたとこのことで、ムーミンとのイメージのギャップがあるみていです。
(現地では、ムーミンではなく、Muumi といいます)

それでは

2010-04-03 時刻: 0:22 投稿者 rauhanen 0 Comments

Tampere Kuppli 2010 レポートの続きです。

フィンランドのイベントで最も盛り上がるのは、コスプレ大会です。
昨年 (2009年) から、世界コスプレサミットにも参加しており、その予選会の意味も兼ねているので、大変盛り上がりました。

2009年のフィンランド代表選考会において

意外と、日本国内ではバカにされがちな(失礼)世界コスプレサミットですが、各国での選考会では、日本大使館が積極的に協力したり、フィンランド航空が協賛したりと、けっこう大々的にやってます。

ちなみに、こちらのフィンランド代表は、向こうのアニメ雑誌の表紙まで飾りました。

というわけで、Tampere Kuppli では、このような状況でした。
コスプレ大会の入場前から、人・人・人です。フィンランドで行列が見られるのはこういったイベントでのみです。


会場は、施設内にあるシネコンを借りて行われ、音響にも気を使っている点が大変よかったです。

とりあえず、会場内の様子、
ピンボケ写真なのは肖像権保護のためなんだからねっ!手抜きではないんだからっ!

フィンランドのコスプレ大会では、舞台上に出ている、こちらのカイト兄さんがいっつも司会をやっています。
なんでなんだろ?(フィンランドルール?)

とりあえず、大会のふいんき(←何故か変換できない) を味わうために、YouTube の動画でどうぞ。

Tampere kuplii 2010 (YouTube / アップロードはフィンランドの方)

とりあえず、こういったイベントでは、フラッシュ撮影ができないので、ピンボケ写真だらけです。すいまそん。


とりあえず、参加者全員そろってでの写真撮影です。
ここまで書いておいてアレですが、今回のコスプレ大会は、本気度合いが少なかったように思えます。
まだ、イベントシーズンは始まったばかりですので、これから様々なコスプレや、質の向上を図っていくのだと思います。
(実際、知り合いのフィンランド人は衣装が間に合わず、今回のみ、昨年の衣装を着ていました)

ただ年々、コスプレの多様性が広がっているのが分かり、大変面白いです。
一昔前は、ブリーチ軍団が闊歩している状況でしたが、大小さまざまな衣装や、オリジナルに近いコスプレなど、ずいぶん幅が広がっています。
(その分、チェックする側としては、判別か難しく、大変です)


また今回、高いレベルのコスプレイヤーであっても、単純にコスプレ大会に参加しているわけではない点に気づかされました。

こちらは、タンペレ市の文化的遺産を利用してでのコスプレ集合写真撮影大会の模様ですが、かなりレベルが高い or マニアックなコスプレが多くいて、大変面白かったです。


おそらく、こちらのメンバーたちはコスプレ大会には参加していないと思われます。

こういったコンテストに出場するには、パフォーマンスや演出などで、練習が欠かせません。
気ままに楽しみたいという人々も多くいることに気づかされたイベントでもありました。

それではまた、明日


参考 : タンペレ市案内

タンペレ市には、ムーミン谷博物館・レーニン博物館を始め、多くの博物館があります。
機会があれば、ぜひ足を運んでみてください。


なぜにレーニンと思われる方は、レーニンの亡命生活を調べてみてください

2010-04-02 時刻: 0:48 投稿者 rauhanen 0 Comments

Tampere Kuppli 2010 レポートの続きです。

このイベントは、3月20日から、土曜・日曜の2日間行われたのですが、なぜか分からないのですが、フィンランドでは、首都圏ではなく、地方都市でこのようなイベントが開かれることが多いのです。

特に若年層が多いため、首都圏からの参加者はコスプレコンテストがある土曜日のみ参加という方が結構いて、日曜日には参加者が半減してしまいました。

というわけで、日曜日はのんびりと、講演会や販売所などを見て回りました。
それにしても、コスプレ姿で闊歩する彼女達(ときどき彼達)は、とても自然なカンジで、日本では不可能なシチュエーションを味わってきました。

コスプレ同好者は、リアルの友達だけではなく、ネットでの交流も盛んで、あちらこちらで突発的に交流会みたいなものも開かれていました。


でも、このコスプレの無節操さはなんなんだろう・・・ あと、氷点下だけど寒くないの?
未だにこの写真の団体の意図が不明です。ご存じの方がいたら教えてください。


さて、ここでクエッションです。現在 (2010年4月)、フィンランドで一番ブレイクしている作品は何だと思いますか?
なんと、ヘタリアです。

特に、キャラクターにフィンランド人が出ている点と、参加者比率で女性が多く、作品自体が好まれやすい点で人気を博しています。
また、コスプレ自体が非常にわかりやすく、寒い気候にもってこいというのもあるのかもしれません。
というわけで、今回もあちらこちらでヘタリアコスプレを見つけました。


というわけで、快く写真撮影とアップロードの許可をいただけたグループです。

また、イベントの後半では、ヘタリア講演会があったので言葉は分からないけど、見に行ってきました。(会場まで案内してくれてありがとう!)



スライドはこの一枚のみ・・・

会場では、講師が話をするだけではなく、観客から、映画化に関しての質問や、キャラクター設定に関する注釈が入るなど、ファン交流会というアットホームな感じでした。
そこそこ男性も入っていて、ちょっと意外な感じでした。ミリタリー関係から来た人なのでしょうか?



とりあえず、いきなり韓国ネタから入るのは流石にどうかと・・・



ちなみに、即売コーナーも除いてみると、どこからもってきたのか、既にヘタリア缶ジュースが売ってました。



残念な部分としては、ヘタリア関連の同人誌を見ることができなかった点でしょうか。
ドイツではよく、日本から持ち込まれる同人誌(YAOI / HENTAI) が結構売られていて、ドイツ人の同人作家も最近では見かけるようになってきたのですが、フィンランドではまだまだです。
その分、コスプレはとても活動的なので、お国柄がでているのかもしれません。


でも、 「I ♥ YAOI」 バッチをつけているのはなぜ?
そんなわけで、明日も引き続き、レポートします。


イベント会場近くでみつけたデパートの変なオブジェ

2010-04-01 時刻: 3:28 投稿者 rauhanen 0 Comments

3月、桜のつぼみがほころびる頃、まだ氷に閉ざされたフィンランドへ行ってきました。
今回の目的は、フィンランドのタンペレという都市で行われる Tampere Kuppli 2010 へ参加するためです!!

Tampere Kuppli 2010 (フィンランド語)

フィンランドでは、今年はなんと、2月から10月にかけて毎月のようにアニメイベント (=コンベンション) が開かれます。
昨年 (2009年) で最も大きかったコンベンションは Animecon2009 で 12000人以上もの来場者があったそうです。
コミケは 1億分の50万なので、日本のコミケ参加率の半分程度まで到達しています。
しかし、フィンランドの方は、その多くがコスプレをしているので、オタク度は半端ではないのです!

というわけで、今年最初の2日間におよぶイベントが行われると聞いて参加してきたわけです。

ひとこと感想「めっちゃ寒かったけど、中が熱かった・・・」
とりあえず、3月というのに、フィンランドはこんな状態

寒空をあるく市民(でも持ってる小物類はちょいいい感じ)

参加者は1000~2000人規模でしたが、レストラン街と市民ホールがセットの場所を貸切状態で、使用してました。
休日にお騒がせして申し訳ありません < タンペレの人々
というわけで、会場の様子


なんか、コスプレイヤーが普通に WAYNE'S COFFEE (あっちのスタバ) にいるよ!!


・・・なんかコスプレしていない方が目立っています

とりあえず今回、面白かったのが、東方シリーズのコスプレが見ることができたことでした。


東方より、藍さまと橙です。
ニャーとかいってもらえばよかったかな?(トリビアとしては、フィンランドでは猫の鳴き声はミャオウというそうです)

お話してみたところ、このコスプレを始めたのはつい最近とのことでした。
YouTube の東方関連の動画について、とてもよく知ってました。
その中の、IOSYSの「お嫁にしなさいっ!」という曲タイトルが彼女たちから、そのままのフレーズで出てきた時は、日本語が出てきたとは思えず、ビックリしました。

というわけで以後、ブログで報告していきますので、よろしくお願いします。